吐き気がするほど仕事を辞めたいと思った3つの辛かったこと
最近、通勤時の吐き気に悩まされる人が増えているそうです。人によっては、決まった曜日に必ずそうなり、交通機関を利用しているとそのまま乗っていることができずに降りるのですが、降りた途端、不思議と吐き気も治まるのだとか。この原因、殆どの場合が仕事上のプレッシャーにあります。
週の始めに必ず吐き気がする
休日が終わり、一週間が始まる日、ひどい人ですと朝起きた瞬間から吐き気に襲われるのだそうです。原因は仕事にあると分かっているのですが、無理にでも出勤する人も少なくないのだとか。
こういう人は大体が真面目で、学生時代も優等生であった人が多いようです。周囲の期待に応えるための努力を惜しまないので、例えば会社で営業ノルマなどが与えられれば、新人という立場であったとしても頑張ってしまいます。
ノルマが達成できないと、その原因を分析して次は達成できるようにと準備もきちんとします。上司からも「次は頑張れよ」と言われれば尚更でしょう。それでも達成できない…そうなると、段々と周囲の目も言葉もキツくなってきます。
何が悪いのか考えても答えは出ないし、上司からはノルマ達成をせっつかれるのみでアドバイスもない。そうなると、自分の努力が足りない、勉強不足と自分を責めていくばかりになり、自分を労わる気持ちもなく、追い込まれてしまうのです。
それに、「終業後も仕事をしろ」と言われサービス残業をし、休み返上もありで、これだと体力的にも精神的にも辛くて吐き気もして当然です。
上司や先輩の声の幻聴で吐き気がする
仕事上のプレッシャーの中には、日々の業務上のことのほかに人間関係が原因で、体調に支障をきたすことがあります。先に紹介したノルマの件でも、上司や先輩から攻め立てられ時に執拗で容赦のない言葉が、大きなストレスとなっているのです。
その上司や先輩からの叱責で頑張り、ノルマの達成ができるようになってきてこれで解放されるかと思っていたのに、何かにつけ嫌がらせとしか思えないような言いがかりをつけられて、段々と精神ともに疲れ果ててくるということもあります。
これはいわゆるパワーハラスメント(パワハラ)にあたるのですが、やってることは子供たちの間にあるいじめと同じです。ただ大人のいじめの場合、いじめられている方が「こんな年になっていじめられるなんてみっともない」となり、誰にも相談せず耐えることを選んでしまいます。
そのうちに、その人がいなくても背後に気配を感じ、ひどい言葉を浴びせる幻聴まで聞こえるようになってきて、最悪の場合は自死を選ぶこともあり社会問題にもなっています。
そんな上司や先輩から逃げるために仕事を辞めることは、絶対にみっともないことではありません。「自分がいなくなると、今度は別の人が」と気にする人もいますが、辞めてからも対抗する手段はいくらでもありますよ。
向いていない仕事がストレスになり吐き気
希望する職種の会社に就職することができたとしても、必ずしも思い描くような仕事ができるとは限りません。例えばファッション関係の仕事がしたくてアパレル会社に就職したとしても、全てが華やかな部署とは限らず事務職など裏方と思える仕事もあるわけです。
持っている資格や、社員が経験したことを生かせる部署に配置させるのは、会社側としては当然のことですから、その部署に配属されたことには理由があります。ただ、これがブラック企業であったりすると話は違い、適材適所なんて言葉は無視な人事になることもあり、そうなった人たちにとってはストレス以外の何者でもありません。
希望の部署ではなかったなどがストレスとなり、体調を崩した、吐き気がひどいと言っても甘えだという人もいますが、採用通知などはあって、そこに記載された役割・所属ではないのなら話が違いますから、吐き気がするほどのストレスに悩まされるくらいなら転職を考えても良いのではないでしょうか。


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