製造業物流の事務でしたが時代遅れの宗教みたいな会社だった

製造業物流部門の事務職の女です。時代遅れというか、宗教じみた社風に耐え切れずに辞めました。この時代にまだ社歌があったり、年休が取れなかったり最悪でした。

宗教みたいな会社

大手製造会社の下請け事務っていた仕事

大手製造会社の下請けで事務をやっていました。物流部門で働いていたので、顧客から注文を電話、メール、FAX等で受け、更なる下請けに注文を出すことが主な仕事でした。

仕事自体は面白いものではありませんでしたが、家からも近く自分のペースで仕事を進めることが出来たので、それほど苦痛ではありませんでした。

辞めた理由

ここは宗教団体?

仕事を辞めた理由として一番大きかったのが、その会社の余りに時代遅れな社風でした。

入社してすぐに渡されたものは創業者の人生を描いた漫画(ハードカバーで豪華装丁)で、感想文を書いてくるよう言われました。

そして入社して最初の夏には、

週末に一泊二日でバスに乗って創業者のお墓参りに連れていかれました。各自数珠持参でもちろん無給でした。代休ももちろんありませんでした。

毎月会社で集会があるのですが、その時は社員全員で社訓を唱えます。

代表者に続けて言うのですが、その代表者が社訓を暗記し、大きな声で言えば、その後の社長からお褒めの言葉があり、声が小さければその人は全員の前で叱られます。

またこの集会では、ボーナスの後社長に向かって全員で「ありがとうございます!」とお礼を言わなければなりませんでした。

この会社では社員は社長に「働かせて頂いている」のです。会社の敷地に入る時、出るときは建物に向かってお辞儀をしなければなりません。

このお辞儀をちゃんとしない人がいるとビデオ撮影している時もありました。

また年休は体調不良の場合以外はほとんど取れませんでした。忙しいのではなく、年休を取ることは給料泥棒と同じように考えられていたのです。

年休を取っていない人は毎年表彰されていました。

さらにこの会社はフレックス制度を導入していましたが、朝は会社独自の体操を全員でしなければならないので実質的にはフレックスは使えません。

そしてこの体操、入社時にビデオを渡され、覚えるように言われました。まさに宗教です。

社員の民度の低さ

この様な古い会社だったので、社員の考え方やマナーも一昔前の人が多かったです。女子社員のお尻を触るおじさんがいましたが、誰も何も言いませんでした。

また社内に喫煙室があるのも嫌ですが、そこで女性が吸うのは抵抗があるらしく、女子トイレで喫煙する人がいて、個室と個室の間の仕切りの上には吸いがらが溜まっていました。

また仕事のやり方のことで「女の子は無駄な時間が多い」と言われたこともあります。それならやり方を指摘するだけでいいはずだと思いました。

辞めることを伝えた時の上司の反応

仕事に未練は全くなかったので、2年で辞めました。引き継ぎが心配だったので辞める半年前に伝えました。

私が辞めたいと思っていたことは上司も分かっていたと思うのですぐに受け入れられましたが、「年休は取らないように。取ったらボーナスに響くからな」と言われました。

何故かと聞くと、年休が取れるということはやっている仕事がないということだ、立つ鳥跡を濁さず、と言われました。跡を濁さないように引き継ぎもしっかりやったのに、と思いましたが、今思えば何か言い返せば良かったです。

こんなひどい会社でしたが、辞めた後はすぐにずっと良い会社に就職でき、今では笑い話になっています。

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