死なないで!会社が怖いなら考えるべき必須の対処法と相談!

「会社 怖い」と検索した方は、それはもうすでに重症です。

自分の感情をそのまま打ち込むというのは、心理的にもかなり追い詰められていないでしょうか?

「会社が怖い」と感じている人は「仕事が苦痛」と感じている人よりも精神的にヤバイ状況です。

ただ、世の中には「会社に行くのが怖い」と感じている人はたくさんいますので、

まずは落ち着いて分析して、状況によっては転職するか、そのまま怖い会社に居残るか一緒に考えていきましょう。

会社が怖いサラリーマン

「会社が怖い」を理解する

冒頭で書いたように、「会社が怖い」というのは、すでにかなり追い詰められている心理状態です。

「仕事が苦痛」と感じている人は世の中にたくさんいますが、それよりももっと上級な重症状態です。もしかしたら貴方は冷静な判断力を失っているかもしれませんし、「会社行くくらいなら死にたい」とさえ思っているかもしれません。

  1. このまま電車に飛び込み自殺したらラクになれる・・・
  2. 相談?周囲は適当なことを言うばかり

このまま電車に飛び込み自殺したらラクになれる・・・年間自殺者が3万人を超える日本

自殺

実際に私は、以前ブラック企業に勤めていた時、通勤電車に乗ろうとするホームで「このまま電車に飛び込んだらラクになれるかな・・・」と思ったことが何度もあります。

もちろん、実際には飛び込み自殺などしておらず、今もこうして生きているのですが、冷静な状態(心に余裕がある状態)ならば絶対に思いつかないようなことを考えてしまうものです。

そして、ほとんどの人は「思うだけ」で実際に行動はしませんが、実際に自殺という行動に出てしまう人もいます。はっきり言ってめちゃめちゃ悲しいことです。。

我が国では1998年頃から自殺者が急増し、その数が年間3万人を超えるような状態が続いています。

就労者の自殺も同様に増加しており、職場環境のさまざまな負荷が労働者の心の健康に重大な影響を及ぼしていることは明らかであると考えられます。

年次自殺者数

自殺者数国際比較

引用元⇒職場における自殺の予防と対応、中央労働災害防止協会

日本は「就業ストレスによる自殺大国」などと呼ばれることもあるくらいで、有名になったニュースだとワタミの過労死自殺などはまだ記憶に新しいと思います。

この点に対して、国や企業側に変化を求めても、あなたが所属している会社が変わるわけではありません。

また、これは別に仕事に関することだけではなく、

  • 大失恋
  • 大切な人を失った
  • 酒を飲みすぎている
  • 自分なりの生きていく希望を失った

というような状態でも、冷静な判断力は欠如しますので、そのような時こそ、

人に相談するなりして「第三者の意見」を取り入れる必要があります。

相談?周囲は適当なことを言うばかり。SNSで愚痴を吐いても根本的な解決にはならない

友達に愚痴をこぼす

世の中は厳しいもので、周囲の人間は「あなたが死ぬほど苦しんでいる」ということを理解してくれません。

  • 「嫌なら辞めればいいじゃん」
  • 「甘ったれたこと言ってんじゃねーよ」
  • 「みんな耐えてるんだよ。自分だけが苦しいと思うな」

というようなフレーズがあります。

しかし、当の「会社に行くのが本当に怖くて仕方がない」という人にとっては、そんなありきたりなフレーズで済まされるレベルの問題を超えていたりします。

上手に吐き出せない人もいるでしょうし、我慢することが癖になってる人もいると思います。

または、吐き出したくても、親身になって話を聞いてくれる友人・家族がいない人もいます。弱音を吐くことがダサいと感じている人もいます。

酒などを飲んでケロっとできる人もいれば、どこまでストレスを抱え込んで思考がおかしな方向に走ってしまう人もいます。

ただ、仮に愚痴を聞いてもらえて慰めてもらったとしても現状が変わるわけではありません。そんなのは一時しのぎです。TwitterなどのSNSで愚痴って発散するなんても同じです。

そんなのは継続性のある対処法とはとても言えません。何か具体的かつ現実的な対処をしなければ症状は悪化する一方なのです。

なので、仕事関連の悩みでしたら、原則としてプロのエージェントに相談してみることをオススメします(詳しくは後述します)。

あなたは洗脳されている可能性がある

ブラック企業の洗脳

洗脳というのは、本人ですら気付かないような巧妙な手口で、常識や思考に偏りを持たせられてしまうことです。

正確に言うと、マインドコントロールされているということになりますが、言葉の意味の違いをこの記事で語っても仕方ないので、とにかく、都合よく会社に利用されるためだけの考え方を植えつけられている可能性があるということです。

マインドコントロール(英: Mind control)は、強制によらず、さも自分の意思で選択したかのように、あらかじめ決められた結論へと誘導する技術、またその行為のこと。

(中略)

マインドコントロールをより効果的とするために、「孤独・極度の不眠や疲労・薬物・栄養失調等」によって、一時的な精神機能や思考能力の低下状態を引き起こさせ、その際にある特定の行動規範や思想を、文字通り「叩き込む」事も行われる。

引用元⇒マインドコントロール(wikipedia)

悪質なブラック企業や、人件費をケチるような小さい会社は、意図的に計算して社員を会社にとって都合よくなるようにマインドコントロールしてきたりもします。

「会社が怖い」というのは、すでに恐怖によって自分本来の思考を殺されている状態で、そんなメンタルでは、あなたが元々持っている力を上手に発揮することもできません。

何が原因で会社が怖いのかは大きく2パターン

それでは、まず具体的に何が原因で会社が怖いと思っているのかを考えましょう。パターンとしては大きく2つあります。

  1. 人間関係(上司が怖いなど)
  2. 仕事の納期やノルマ

1.人間関係(上司が怖いなど)

上司と人間関係01

同僚で嫌な奴がいるってのもありますが、多いのはやっぱ上司が怖いというパターンですね。特に、

  • 上司が気分屋だ
  • 上司の人間の好き嫌いが激しい(あなたは運悪くその上司に好かれない体質)

というケースがあると思います。

クズな人間であればあるほど、地位・権力・お金を得るごとに傲慢な性格になっていく傾向があります。

「気分屋」とか「人間の好き嫌いが激しい」という人は、もちろん新人の頃からそんな態度が取れていたわけではなく、出世して役職を得ることで、「調子こいた状態」になってしまっているわけですね。

最初は持っていたはずの最低限の「配慮」や「敬意」まで失い、老害のような存在になってしまっているわけです。

そして、このことが結果的に部下に恐怖心を与えたり、モチベーションを引き下げることへとつながっていきます。

さらに、そこから発展して「会社に行くことが自体が怖いからもう嫌だ」となってしまっているんですね。

2.仕事の納期やノルマ

数字や納期

人そのものはそこまで怖くなかったとしても、納期、ノルマや目標を達成できないことが怖いという人もいます。

  • IT企業で無茶な納期のスケジュールを組まされる
  • 販売業で無謀な件数獲得を目標に設定される

実は私は上記の両方を経験していますが、このような強制を喰らうとモチベーションがどんどん低下してきて、仕事が投げやりになってきたりと、悪循環が生まれます。

納期やノルマがこなせせるかどうかのプレッシャーもありますし、同僚や上司に迷惑をかけるんじゃないかという不安もあります。

全てを投げ出してバックレたいと思うことさえあるでしょう。転職の理由としては代表的なものです。

どうやって対処・改善するか3点チェック?

では、そのような限界を迎えてしまった時、合理的な思考も難しくなっているでしょうから、下記を判断基準としてチェックしてみましょう。

  1. 自分が変われるか?
  2. 部署や上司を変えてもらえるのか?
  3. 休暇がもらえるか?

1.自分が変われるか?

自分が変われるか

環境や他人を変えることはまずできません。これは最初にキモに命じておいた方がよいですね。自分にとって都合よく相手が変わってくれるなんてことは100%有り得ないのです。

ということは、「あなた自身が変われるか?」という話になってきます。

しかし、人間そう簡単に変われたら誰だって苦労はしません。

例えば、

  • 今まで苦手だった人と急に仲良くなれる
  • 毅然とした態度が突然取れるようになる
  • 急に輪の中に入れるようになる

なんてことはあるでしょうか。おそらく難しいと思います。ただ、意識していれば、時間をかけて少しずつ変わるということは可能です。

問題は、それができるかどうかなんですが、この項目の最初にも書いてるように「他人を変える」というのは絶対に無理なことなので、それよりは自分が変わることの方が可能性としてはあります。

2.部署や上司を変えてもらえるのか?

異動願い

上司にもたいていの場合上司がいます。つまり「上司の上司」に状況を説明して対処してもらうという方法です。課長が嫌な奴だったら、その上の部長に相談するわけですね。

これは、その「上司の上司」との仲の良さや、どれくらい話が分かる人間かによって変わってきます。

その「上司の上司」に話を持ち掛ける時の 注意点としては、自己都合で話さないことです。部長クラスの人になれば、たいていは平社員よりは広い視野で物事を見ています。

あなたは追い詰められていて、自分の都合ばかりで「理由」や「口実」を考えてしまうかもしれませんが、そういった自分本位な伝え方をしても「こいつは自分のことしか考えていない」と思われ、取り合ってもらえません。

なので、あくまでも

「あの人の下では生産性が上がらないし効率が悪い」ということや、そこから発展して「会社にとってもメリットが生まれない」というふうに論理的に説明し、客観的に判断しているような伝え方をしましょう。

話は少し変わりますが、

  • 明らかに悪質な嫌がらせを受けている
  • 仕事の効率や生産性が下がるような指示を出されている

という場合は、その証拠をもってして報告(チクり)を行うのもありです。そこまでして対応してもらえない場合、その会社はもうクソ決定なので、さっさと辞めることをオススメします。

3.休暇がもらえるか?

休暇

心が病んでいることを自覚しているレベルであれば、休暇を願い出るのもありでしょう。有給を連続して使ってみるのもよいです。

  • 社内の空気的に難しい
  • 忙しさ的に難しい

というのも普通にあるとは思います。「そんなに簡単に休暇申請が出せたら苦労はない」と思っている人もいるかもしません。

しかし、人件費をケチっていない会社や、本当に社員の健康を考えてくれているまともな会社であれば、対応はしてもらえます。

なので、言うだけ言ってみて、もしも「ふざけんな!そんな余裕があるわけないだろ!」と却下されるようであれば、それはもう従業員を大切にしないゴミ会社ということになるので、無理せず退職してしまった方が身のためです。

まとめ:平行して同時進行で別の道も探しておこう

さて、「会社が怖い」ということに対して、

  • そう感じる心理
  • 原因
  • 対処法

を書いてきましたが、これだけで終わってもいけません。

「一つの会社に勤めながら別の就職先を探してはいけない」なんてルールはないので、就業しながらも乗り換え先を探すことが推奨されます。

これによって、少しでも明るい未来をイメージすることができ、気がラクにもなりますし、何よりも現実的に行動しておくのは自分を守ることにもつながります。

仕事を辞めたとしても給料がなくなっては生活できない、という不安は日本国民誰もが持っていることでしょう。だからこそ、収入がなくなる期間が少しでもなくなるように、新しく健全に仕事ができる場所を見つけておくのがよいでしょう。

転職エージェントに相談して分析してもらう

自分から行動するのが面倒くさいとか、そんな気力もないという人もいるとは思いますので、そんな方は専門家に相談するのが確実性を高めることにつながります。

実際に私も最悪なブラック企業を抜け出すために転職エージェントを活用して納得いく転職に成功しました。

この記事の途中でも書きましたが、友達に相談して話を聞いてもらうのも悪いことではありませんが、現実的に新しい未来を探すということであれば、その道のプロにカウンセリングなどをしてもらい、あなたに適した提案をしてもらうのが一番です。

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