6年間洋菓子業界で働いたがクリスマスの理不尽な仕打ちで辞めた
昔から憧れていた洋菓子業界にインターンから入って6年間働きましたが、先輩が辞めた後にずっと後輩が入ってこなくて、時間に追われ、上司に相談しても無理で辞めました。
甘くはない洋菓子業界
わたしは幼いころから洋菓子の世界に憧れていて、専門学校もその道を選び、
- 洋菓子
- 和菓子
- パン
とジャンルも幅広く勉強をしてきました。
色々とやってみてその中でも、やはり自分がいちばん惹かれるのは洋菓子の世界だと再認識し、学生の間の夏休みを利用したインターシップで、実際に働いてみたいと思った店で働くチャンスがあったので、ある店へ体験入社したのです。
実際に体験する現場の仕事は、わたしが今まで、お客さんの立場から見ていたこと、学校でしていた楽しい授業のような空気ではなく、本物の『仕事』というものでした。
思ったほど甘くはないぞと、その段階で感じました。
けれど、それでもその現場で働いている先輩も、いきいきとしているのが伝わってくるし、アットホームな雰囲気もあり、ここで働きたいなと強く思いました。
そのままその店を希望し、オーナー夫妻に許しを得て、学校を卒業したらそこで働くということになったのです。
先輩が辞めて負担が増えてくる、後輩は増えない
春に入社し、始めのころはやはり下働きです。
- 洗い場の仕事
- 接客
- 簡単な計量
などで、いきなり商品に関わるようなパートはさせてはもらえませんでした。
それはわかっていたことなので、平気だったのですが、オーナー夫妻の仕事に対する厳しさはこの頃からひしひしと感じていました。
1年がたつ頃、わたしの上にいた先輩が仕事を辞めることになりました。それからはわたしが、チーフのサポートをする立場になり、窯を見る仕事になりました。
後輩が入ってくるものと思っていたのですが、なかなか入ってこず、今ままでやってきた、雑用のような仕事も同時にわたしがしなければいけない状態で、身体がしんどかったのを覚えています。
結局、そのままわたしが辞めると言い出すまで、後輩は入ってこないままで、大変でした。
クリスマスに理不尽な仕打ちで辞めようと思った
後輩が入ってこないままで、身体がきつかったというのも理由のひとつなのですが、一番嫌だと思っていたことは、クリスマスの頃にあまりにも理不尽な仕打ちを何度も受け、そしてそれが毎年繰り返されるということでした。
クリスマスはお菓子屋さんでいちばん大変な時期です。そこはもちろん理解していました。
けれど、だからこそみんなで支えあって仕事をしていくべきだと考えるわたしの考えはあまり尊重されず、結局わたしが今何をすべきかを考えて動いていく結果、足りない時間は自分の休憩時間を削り、作業をし、フォローをしなければならない状態が毎日のように続きました。
仕方なく帰る時間が伸びることはあります。それは全てわたしの責任にされてしまい、怒られます。
それを避けたくて、仕事の手順や、アルバイトの子たちへの仕事の割り振りなど、支持を仰いでも忙しさを優先されて話も聞いてもらえず、結果が悪ければまた叱られる。
身体的にも苦しいのに、精神的にも痛めつけられて、クリスマスの頃はボロボロです。
6年努めましたが
6年間勤めましたが、毎年そんな状況なのがもう耐えられず、クリスマスを終え、繁盛期の3月を過ぎるまで頑張ったのちに、退職させてもらいました。
もっと、個人の意見を尊重し、支えあっていけるような環境で働きたかったです。


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