「仕事を辞めたいけど金がない」そんなあなたに3つのアドバイス
仕事は辞めたいけれど、転職先が決まるまでの間は無職になり収入もありませんから、そのせいで辞める決心ができないこともあります。
収入がない、貯金がないと、将来に対してもなんとなく不安を抱いてしまうでしょうけれど、それらをクリアして仕事を辞める決心できるための3つのアドバイスを送ります。参考にしてみてくださいね。
退職後に支給されるものをチェックしましょう
ある程度の勤続年数があれば、退職後に支給されるお金もあります。全ての会社がそうしているわけではありませんが、退職金制度を取り入れているようでしたら、勤続年数によりその支給額が決められているはずですから、就業規則などでチェックしてみましょう。
また、1年以上勤続していて、雇用保険を半年以上支払っているのでしたら、失業給付金を受給する資格があるので、少しは生活費などの足しになるのではないでしょうか。
但し失業給付は、受給できるまでに3ヶ月ほどかかるので、その間の生活費などのお金がない状態は厳しいかもしれません。その辺りは、前職でのボーナスや1か月分のお給料のタイミングを計る必要があるかと思います。
ただ、失業給付の受給に3ヶ月かかるとしても、手続きを行っておくほうが損はありません。3ヶ月の間に転職先が決まり、そこでの勤務が1~2ヶ月ほど経過すると、再就職手当を受給することができるのです。
どちらにしても、受給には数ヶ月の期間が必要になるので、明日の生活費も心配だという状況ではちょっと厳しいのかもしれませんが、そういうものもあるので、上手に活用して退職のタイミングを計ることもできるでしょう。
公的機関を利用して資格取得の勉強をする
仕事を辞めて就きたい職業があり、それには資格の取得が必要で、そのお金の工面に困っているのであれば、国の資格取得支援制度を利用してみてはどうでしょうか。そのためには、取得したい資格が教育訓練給付の対象となる講座かどうかを確認しましょう。
講座によっては、給付を受給するかどうかを確認してくれて、必要な手続きの執り方をアドバイスしてくれるものもあります。あとは受講し修了して、受講費用として支払った金額の20%(上限10万円)を受給できます。
また、ハローワークで求職しているのでしたら、離職者訓練の制度を利用すれば、就職に必要な資格の勉強にかかる費用は無料になるものもあります。その間、生活費などで困ることがある場合も、ハローワークで相談すると何らかの貸与金などを紹介してくれますよ。
仕事をしながらできることをする
紹介しましたように、ハローワークなどの公的機関を利用すれば、仕事を辞めてからのお金の心配も解消できる制度がありますから、ホームページで予めチェックしておくと、辞めてからのお金の心配の解消に役立つはずです。
ですが、そもそも転職活動も資格取得の勉強も、今の仕事を辞める前に始めればお金の心配をする必要もないのではないでしょうか。
仕事でそんな時間を取ることができないと言うかもしれませんが、転職先を探すことも資格の勉強をするのも、ネット環境があれば今は可能なものがたくさんあります。資格のほうは、スマホがあればネット講座を受講することもできますので、通勤時でもOKですよね。
ハローワークのように、転職に関する相談ができるほうが良いという人もいますが、会員登録をすれば、メールやチャットなどでアドバイスを受けられるサービスのある転職サイトもありますよ。
仕事中に会社のパソコンで、転職活動や資格取得勉強をするのは問題がありますが、自分のスマホやタブレットで仕事以外の隙間時間を利用する分には、まず問題はありませんよ。


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