人間関係から見たブラック企業の実態!アットホームが売りの会社も
昨今、問題になっているブラック企業は、その殆どが入社してみてからではないと分からないこともあります。あからさまにそうだとはすぐに分からないのですが、人間関係を見ていると「もしかして」と思う節がります。
2パターンの人間関係から、ブラック企業を見極めるポイントをご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
アットホームを売りにしている
求人雑誌などを見ていると、アットホームな職場であることをアピールしている会社がありますね。皆仲良く、助け合って仕事をしているのかなと言う印象で、お給料もそれなりに良ければそこに入社したい、と思えるかもしれません。
そんな職場はそれなりに良いかもしれませんが、意外な裏が隠されていることもあるわけです。悪質なパターンですと、アットホームな職場=家の仕事ということで、休日もないし残業はサービスだということを隠しているところもあるようです。
また別のパターンでは、社長の方針で仕事以外で社員を集めて親睦を深め、チーム力を高めようとする会社もあるようです。
悪いことではないですが、自由参加にしているのに半強制的で、しかも無給となると不満を感じますよね。そして、何かにつけ助けようとしてくれたり、プライベートにまで立ち入ってくることもあります。
そんな人間関係をストレスに感じる人もいますから、それを理由に辞めようとする人も多くいのですが、やたらと引き止められたり、「あんなに面倒みてやったのに」と言ってくることもあるようで、こうなるとブラック企業と判断して間違いありません。
社員同士関わりを持たない
アットホームな人間関係がウリな会社とは逆に、社員同士関わりを持たないようにしているところもあります。ただ、そんな人間関係がすぐに分かるわけではないようです。普通に接してもくれるようですし、何かあったときには頼れる印象もあるようです。
ですがミスがあって、上司や先輩からかなり厳しく注意されるようなことがあると、段々と様子の違いが分かるようになる場合もあるようです。
仕事のやり方にミスがあったかもと誰かに助言を求めても、上司や先輩はもちろんのこと、他の人たちも手を差し伸べてくれることはなかったり、一人だけ連絡を貰えなかったりするわけです。
お分かりかと思いますが、新人が上司や先輩のいじめのターゲットにされた状態で、周りの人たちはそれに巻き込まれたくないばかりに、関わらないようにしているのです。
これも悪質なブラック企業の1つのパターンです。ターゲットになった新人は、怒られないように・周りに認めてもらえるようにと、無理をしてでも仕事をこなそうとするでしょう。そのうち、サービス残業も休日出勤も普通にやらされることにもなるでしょう。
ブラック企業は辞めることが正解です
アットホームな場合でも、関わりを持たない場合でも、ブラック企業な人間関係だと感じたときには、なるべく早めに退職することを考えましょう。もうちょっと…と様子を見る必要はありません。むしろ、見ている場合ではありません。
周りの人間が見方のようでそうでない関係ですと、結局悩みがあっても誰にも相談できないわけですから、悩めば悩むほどに深みにはまってしまうこともあるのです。
ストレスからうつ病になり、療養が必要になることも最近では多いのですから、そうならないためにも、ブラック企業は退職することが正解だといえます。
早めに退職できれば、次の仕事を探してまた頑張ろうという気持ちになるのも早いです。うつ病まではいかなくとも、暫くゆっくりしてから仕事を探すのもありでしょう。
そのときは、求人サイトを利用してみることをおすすめします。最近の求人サイトは、登録会員制になっているところも多く、個人の情報を登録していると、企業のほうからスカウトしてくることもあります。
そのとき、資格があるとアピールポイントになりますが、何の資格もない場合でも諦めずに、ネット受講できる資格サイトもチェックしてみましょう。それでいろいろな仕事ができるチャンスも広がるはずですよ。


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