勤続半年で仕事を辞めたい人へ3つのアドバイス

誰がなんと言おうと、もうこの会社では仕事をしていけない、この仕事は自分に向いていない。そう思い始めたら、残念ながらその気持ちを変えることは無理でしょう。

どんな理由があるにしろ、仕事を辞めると決めたのならそうするのが精神衛生上良いこだと思います。でも、ちょっと注意して欲しいことがあります。

勤続半年で仕事を辞める人へ3つのアドバイス

失業保険は給付されませんが

仕事を辞めるとなったとき、すぐに次の就職先が決まっていれば良いのですが、暫くは失業保険をもらってゆっくりと転職先を探そうと思う人もいると思います。

実はこの失業保険、誰でもすぐに給付してもらえるものではありません。自己都合の退職であれば手続きなどの関係で3ヶ月以上、間が空きます。つまりは、収入がゼロの状態になります。また、その会社に勤めて半年以上経過していないと、失業保険は給付されません。

また雇用期間が2年以上あり、その内被保険者期間が12ヶ月以上なければ、受給資格はありません。つまりは、勤続年数が2年以上なければ、失業保険はいわゆる掛け捨てということになるのです。

ただ、前職がある場合でその分の失業保険を請求していない状態が1年以内ですと、その分も一緒に請求することは可能です。もちろん、2年以上の勤務が条件です。

なので、半年で離職しも無駄にならない可能性がありますから、離職票などの書類は最低でも1年は保管しておくようにして下さい。

無収入でも資格取得は可能です

どうせ退職するのなら、失業保険をもらいながら再就職のために資格取得をしようと考える人もいるはずです。ですが説明しましたように、勤続年数が半年くらいで退職した場合は、失業保険の給付対象にはなりません。

それに、自己都合退職ですと給付までに3ヶ月以上の間がありますから、その間は無収入になるわけです。アルバイトなどをして収入を得ますと、その分は差し引かれますから、注意が必要です。

ですが、実は失業保険の給付資格がない人でも、資格取得のための勉強をしながら収入を得る方法がないわけではありません。それは、求職者支援制度を利用する方法です。

この求職者支援制度を利用する資格条件にはいくつかあるのですが、その1つに「受給資格要件を満たさなかった者」とあります。これでしたら、就職を目的として何らかの資格を取得できる職業訓練校で勉強をし、尚且つ月10万円プラス交通費が支給されるのです。

勉強できる内容はIT分野や医療事務分野など、5コース用意されていますので、制度を利用して資格を取得するのも悪くないですね。

自分のペースで自宅学習も

制度を利用したら少ないながらも収入があり、職業訓練校での資格取得に向けての勉強は魅力的ではありますが、国の制度を利用するからには、いろいろな成約があるのは確かです。ならば、自宅で資格取得を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

昔からある通信講座を利用するのもいいですし、通学をする学校でもネットなどを利用した通信講座を用意しているところもあります。

短い期間の勤続で仕事を辞めると、転職をする際でも印象がよくないのが現実です。どこの企業でも、「仕事がキツイとすぐ辞めてしまう」と思ってしまうのです。それに、すぐに「ブラック企業だ」と騒ぎ出すのでは?と企業側が警戒してしまうのです。

正直、労働法を全て守っている企業は、そうありません。もしそういう企業に就職を考えるのであれば、労働組合があるところがいいですね。

それに、どんな仕事でも楽ではないのも現実です。なら、やりたいと思える仕事なら頑張れるかもしれません。そんな仕事を見つけるには、資格から考えるのは1つの方法です。

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