実はブラックな職業? 銀行員が仕事を辞めたい理由ベスト3!
安定した職業のイメージがある銀行員ですが、実態はキツイ仕事・ブラックな職場と言われるところがあるようです。実際、就職先を探す学生にも不人気なところがあるようです。
では、どんな点で銀行員はキツイ仕事で辞めたいと思える理由があるのでしょうか。
ノルマがキツイ
銀行の取扱商品は実はさまざまにあります。基本は預貯金ですが、定期や積立、外資系に投資系まで出てきます。それに各種ローンや保険も取り扱っているところがあります。
また、個人向きだけではなく企業向けの商品もあり、銀行員はそれらを積極的に顧客へ勧めなければいけません。ですが、客が自ら銀行へ投資やローンの相談をしてくることはあまりありませんよね。そこで銀行員は営業に回って契約を取らなければなりません。
それが地方銀行でもあっても同じようなノルマがあります。ただ小さな町に同銀行の支店が2店・3店あることもありますし、他銀行も店舗を構えていればなかなか契約を取ることはできません。
それでもノルマを達成しないといけないというプレッシャーは大きく、馴染みのある顧客があれば、その人のつてで誰かを紹介してもらったり、子供・孫の名前を借りるということもあるようです。それができない銀行員は、身内を使うこともよくあるようです。
人間関係が良くない
銀行員同士の関係が良くない、悪いことを退職の理由にあげる人もいます。銀行はどうしてもノルマ絡みのことが多くなりますが、上司からの叱責だけではなく、先輩からのパワハラもかなりあるようです。
残業していても、定時でタイムカードを押すように指示されたり、休日も営業するのが当たり前だと言われることがあるようです。
真相は定かではありませんが、折角契約を取れても、先輩や時に同僚に横取りされてしまうことがあったという銀行員の声もあります。横取りされないよう、契約書などの書類は常に持ち歩く人もいるようです。
つまりは、職場のどこかに置いていたら、持って行かれるということのようです。「同じ銀行で働いているのに、信用することができない」というのですから、人間不信で精神的に参ってしまいそうですね。
資格試験が多い
銀行員になるのに、特に資格の必要はありません。ですが銀行員になってから、積極的に資格を取得するようにと言われるのだそうです。
代表的なのが銀行業務検定で、これを取得しているか否かで昇進が違ってくる銀行もあるようです。また、保険や各種ローンの取扱があるため、FPの資格を取得する人も多いようです。
他にも宅建や会計・経理関係の資格、行政書士など幅広く取得しているようです。これらの資格を取得するために、通常業務でノルマの達成もこなして勉強をしなければならないわけです。リラックスできる時間がないのが悩みで、辞める人が出るのも分かります。
ですが、これだけ資格をいろいろ取得している人ですと、それを生かした企業への転職もできそうですね。最近では転職のことを考えて、TOEIC試験を受けておく人もいるようです。
実は銀行員をしながら公務員を目指す人も少なくないようで、通信講座などを利用して公務員試験の勉強もしているようです。この努力は素晴らしいものですから、転職しても必ず生かせるのではないでしょうか。


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