需要が高い介護福祉士 仕事がきつくて辞めたいと思った3つの理由

今もっとも人手の欲しい仕事として介護福祉士があります。海外からも研修生として、施設で働く人がいるくらいの職業なのですが、一方でキツイ仕事として定着し、人手が足りないのが現状です。

そんな介護福祉士の仕事を辞めたい理由を3つご紹介しましょう。

需要が高い介護福祉士 仕事がハードで辞めたいと思った3つの理由

夜間勤務がキツイ

介護福祉士の主な職場は老人介護施設になります。老人介護施設にもいろいろとあるのですが、とにかく圧倒的に人手が足りないのは、特養介護施設になります。

特養施設はいわゆる老人ホームなのですけれど、痴呆や身体の不自由な人で、自宅での介護が困難な人が入居しています。つまりは、24時間体制で介護をする施設です。

24時間体制ですから、日中もシフト制勤務ですし夜勤もあります。夜勤込みのシフトは、大概が月に夜勤4、5回として明けの一日を休日にあてているところが殆どですけれど、人手の足りないところは、月に10回以上の夜勤を一人に対してあてているところもあるそうです。

もっと大変なところでは、明けの休日も半日は仕事、しかもサービス勤務ということもあり、充分に身体を休めることができずに辛いという声が大きいです。

「でも、夜勤なら寝ている人の様子を見るくらいでは?」と思う人もいるでしょうけれど、痴呆の人は夜間徘徊をする人もいますし、寝たきりの人であっても、就寝中に何度か体勢を変えなければなりません。

オムツを着用している人もいますから、そちらの確認も夜間に何度か行う必要があります。何度も言いますが、人手が足りないので、夜勤を一人で行わせている施設も少なくなく、身体の負担はもちろん、常に気を張って仕事をしていますから、ストレスも大きいのです。

身体がもたない

介護福祉士は重労働です。施設の利用者はお年寄りばかりですけれど、大人ですから体重は40kg以上はあるわけです。そんな人を介護福祉士一人でベッドから起こしたり、車椅子に乗る介助をしたりします。入浴介助も必要な人が殆どですが、浴室での作業となるので余計に汗をかいて疲れるのだそうです。

入居者一人一人の行動を把握していなければいけないのですが、介護福祉士一人で10人・20人のお年寄りを見なければいけないところもあるため、正に体力勝負になるわけです。

足・腕・腰は慢性的に痛んでいますし、痴呆の人の中には、誰彼構わず叩いたり殴ったりする人もいるようで、実は結構怪我が多いようです。誰かに助けを求めても、助けてもらえる状況じゃないこともしばしばで、ふと孤独を感じることもあるとか。

仕事の割りに給料が安い

その仕事柄、ボランティア精神はしっかりとある介護福祉士は多いですが、人の役に立ちたいその気持ちを生かせると思い、介護福祉士の資格を取り従事しているのですから、お給料はそれに見合ったものが欲しいのは当然です。ですが、それほど高いお給料はもらえてないのが現状です。

夜勤手当もさほどもらえない上に、休みにも仕事をしなければいけなかったり、サービス残業は当たり前になっていますから、プライベートをかなり犠牲にしていても見合う物がないむなしさは、仕事を辞めたくなっても仕方がないのかもしれませんね。

ただ、人手が足りないほど入居者がいるわけですから、人手を増やさないどころか人件費まで削られてるのでは? と思う人も少なくないようです。そんな人は、その施設を辞めて別のところに移り、介護の仕事を続ける人もいるそうです。

また、勤務年数がある程度に達している人は、更に介護支援専門員の資格を取得し、ケアマネージャーなどの仕事に就く人もいるそうです。

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