好きで入ったアパレル業界なのに仕事を辞めたいと思った3つの理由

常に流行の最先端にある洋服を身につけ、それを提供していけるアパレル業界の仕事に憧れる人は少なくありません。ですが実態は、ブラック企業と言われるところも多く、仕事を辞めていく人が多いのです。

そんなアパレル業界の仕事を辞めた人の3つの理由を紹介します。

仕事が辛くて辞めたいと思った3つの理由 アパレル業界の場合

ノルマ達成のために休み返上やサービス残業が当たり前


※このページはやや古いので、下記リンクの新しく修正されたページへ飛ぶことをおすすめします。
(2018年6月)


アパレル業界でも販売ですと、とにかくノルマ・ノルマなのがネックだといいます。自社で取り扱う製品は、社員割引で購入できるなどと採用時に話されていたとしても、ノルマの足しにするために、割引なしの価格で購入することもあります。

自社製品が制服のような役割になるのが、アパレル業界の販売員ではありますが、お給料の殆どをつぎこまないとならないこともあり、生活していくのも大変だから仕事を辞める人もいるそうです。

ノルマを達成するために、友達や身内に頼んで購入してもらってる人も少なくないようですが、毎月購入してもらうことは流石にできません。なので、SNSで売り込みを行ったり、DMを作成してアピールしますが、その作業のために休みを返上したり、閉店後に行うこともあります。もちろん無給です。

あまりに友達に頼むものですから、友達がどんどん減っていくこともあるのだとか。社外での人間関係が悪くなっていくこと理由として退職する人が多いのもアパレル業界ですね。

憧れていた商品の裏側を見て幻滅

アパレル業界に就職を希望する人の多くは、その会社の商品に憧れを持っている人が多くいます。ブランド系のデザイナーとして、セレクト系ならばバイヤーにと、将来の夢を抱いている人が多いのです。

ですが採用時は、まずは販売に回されることもあり、この時点でもすでに辞めたいと思う人は少なくありません。更には、素材の産地や作られている場所を知る機会も多くなると、憧れていた商品が実は安くて人気のある商品となんら変わらないところのものであると分かり、それに幻滅してしまうこともあるのだとか。

昨今は安くて良い商品を扱う企業もたくさんありますが、ブランドや企業名で売れているところも、そんな安い物を扱う企業と大差ない商品であったり、むしろそれ以下であることを知って、憧れていた自身にがっかりしそれを売ることができなくなることもあるそうです。

なかなか変わらない待遇に疲れ果てる

デザイナーやバイヤーなど、いわゆる花形部署での採用は少ないのですが、販売員が常に足りない状態の業界なので、採用後は研修ということで店舗へ入ることもあるようです。研修期間の待遇が、アルバイトや契約社員であることも少なくないのですが、いつまで経ってもそのまま変わらないこともあるのだとか。

それでも夢のために我慢して仕事を続けていると、とりあえず正社員にはなることもあるようです。ただ、夢の部署への配属はそこから更に長く、結局は退職となるわけです。

採用時の条件と待遇があまりに違う、長期にわたり変わらないなどがあるようでしたら、まずその位置が動かないことは覚悟しないといけないかもしれませんね。見切りをつけるなら、早いほうが良いように思います。

アパレル関係の勉強をして採用される人も少なくありませんので、アパレルで生かせる資格を持っている人もいますから、それで再就職を探す人ももちろんいます。中にはプロのバイヤーとしての勉強をして、同じアパレル企業に専門職として再就職する人もいるそうです。

仕事辞めたいあなたへ01   仕事辞めたいあなたへ02  

【2019年版】年齢層ごとにオススメの転職エージェントランキング

20代におすすめの転職エージェント 30代におすすめの転職エージェント 40代におすすめの転職エージェント

Top⇒しごすと - 仕事辞めたい357人の絶望から分かる現実と対処法

サブコンテンツ

このページの先頭へ