年収が高くても低くてもブラック? 2例から考えるホワイト企業とは

巷ではブラック企業についての情報や噂が飛び交っていますが、ではどんな条件ならホワイト企業なんでしょうか。年収が高くて、休みがあって、残業代も出て…でしょうか。恐らく100%それに当てはまる企業はありません。

ブラック企業だと感じるのは、個々によって違うように思います。では2つの例からホワイト企業とは何なのかを考えてみましょう。

年収が高くても低くてもブラック? 2例から考えるホワイト企業とは

高年収だけれど勤務時間は長く有給が取れなかったAさんの場合

Aさんはアパレル関連企業に就職し、店舗での販売員として仕事をしています。毎月本社へのノルマ報告があり、売上ワースト店舗5店に入ると、販売員全員にペナルティがあります。Aさんのいる店舗は売上がまずまずで、むしろ報奨がもらえることもありました。

その代わりに毎日の努力が必要で、定刻よりも早めに出勤してフライヤー配りをしたり、SNSを利用しての宣伝活動をしています。シフト制勤務なので、遅番の時は営業終了後の宣伝活動を残業ですることになっています。

残業手当もちゃんと付きますし、給与自体も悪くない企業なので、Aさんの年収は同年代の友人と比べても高い方でした。ですが、とにかく勤務時間が長いことや、有給を申請してもなかなか取れないことから、Aさんは勤め先をブラック企業だと感じ退職しました。

現在のAさんは、勤務時間がきちんと決まっていて残業もあまりない仕事を見つけて再就職しました。給料は前よりもかなり少ないのですが、心身の負担も少ないその勤め先をホワイト企業だと思っています。

休みはあるけれど低年収で将来に不安を感じたBさんの場合

実家から通勤できる範囲で仕事を探していたBさんは、希望通りの企業を見つけて就職することができました。肉体労働ではありますが、8時半までに出勤して18時までに帰宅できるその仕事に満足はしていました。

給料が少ないのが不満と言えば不満でしたが、自宅通勤なので気にはしていませんでした。地方なので、これくらいが妥当とも思っていました。ですが、友人が次々と結婚し始めた時に焦りを感じました。友人たちと比べると若干低年収で、男性のBさんは結婚するならやはり家族を養えるくらいの年収がないと駄目なのではと思ったのです。

職場の既婚男性も殆どが共働きで、「仕事量の割りに給料が安い」「ここはブラック企業だ」と話していたので、Bさんは給料の良いところを条件に再就職先を探し、退職することを考えています。

実はどちらもブラック企業ではありません

Aさんの例とBさんの例、全く逆の環境でどちらもブラック企業だと感じていましたが、労働法で定められた基準はどちらの企業も満たしています。若干法律ぎりぎりなところがあるので、ホワイトとも言い切れませんがブラック企業ではありません。

要はそこで働く人が、仕事のどこで満足を得るかで感じ方は違い、より働きやすい環境を求めて仕事を辞めることは、おかしなことでも間違っていることでもないのです。ただ、何でもブラックと決め付けていると、再就職先を見つけにくくなってしまいますね。

これから就職・再就職をするのであれば、とんでもなくブラックな企業は避けたいでしょうから、そのためにはやはり労働法で定められた基準だけはチェックしておきたいものです。また労働組合のある企業は、比較的労働法に則った基準プラスの物を得られる場合もありますので、その辺りもチェックしてみましょう。

あとは、どんな条件で仕事をしたいか、どんな目標を持って就職先を選びたいかをしっかり考えることも大事ではないかと思います。

仕事辞めたいあなたへ01   仕事辞めたいあなたへ02  

【2019年版】年齢層ごとにオススメの転職エージェントランキング

20代におすすめの転職エージェント 30代におすすめの転職エージェント 40代におすすめの転職エージェント

Top⇒しごすと - 仕事辞めたい357人の絶望から分かる現実と対処法

サブコンテンツ

このページの先頭へ